DOME Celica Turbo 1980

解説

ルマンで好成績を期待するには複数台のエントリーが必至だと考えていましたが、予算的には参加するだけが精いっぱいだったので、TOM’Sが購入したシュニッツァー・ターボに目をつけ、車体を作ってやるからルマンに出ろと持ちかけたところ舘は3秒でOKしました。
なお、当時は、社内での作業(開発)はタダという感覚でした。
トムスレーシングチームによりセプリング12時間レース、リバーサイド5時間レース、ル・マン24時間レース等に参加

SPECIFICATION

• 全長：5000㎜
• 全幅：1910㎜
• 全高：1150㎜
• ホイールベース：2500㎜
• トレッド：前1500㎜/後1500mm
• 重量：860kg(970kg)
• エンジン：シュニッツァー　トヨタ18RGターボ
• 排気量：2090cc / ボア：90㎜ / ストローク：82㎜
• 最高出力：560ps/8800rpm / 最大トルク：54mkg/6000rpm
• ターボチャージャー：KKK製
• 燃料噴射装置：ボッシュ
• タイヤ：日本ダンロップ前270/590-16 / 後350/650-16
• ホイール：ハヤシレーシングオリジナル 前16×11 / 後16×15
• サスペンション：前 独立懸架ストラット式
• 後 リジットアスクル　UPトレーリングアーム/LW Aアーム
• シャーシ：機械構造用角型鋼管によるスペースフレーム
• トランスミッション：ゲトラグ製5速
• ブレーキ：ガ―リング
• クラッチ：ボーグ＆ベッグ乾式多板
• 自動消化装置：ファイアイーター
• ステアリング：ラック＆ピニオン
• ガソリンタンク：FIA規則による安全燃料タンク
• スプリング：日本発条製
• ガソリン：120ℓ